本日ご紹介するのは“雨”が印象的な映画-邦画編-。
今年も梅雨がやってきました。憂鬱な時期で、あまり外出もしたくない!そんなときこそあえて、”雨に浸れる映画“を観るなんていかがでしょうか?早速ご紹介していきます。
”雨”が印象的な映画ー邦画編ー
天気の子(2019年公開)
あらすじ
離島から家出し、東京にやって来た高校生の帆高。ある日、帆高は陽菜という少女に出会う。家庭の事情で小学生の弟と2人きりで暮らす彼女には、「祈る」と天気を晴れにできるという不思議な能力があった…。
おすすめポイント
天候に関わる映画=「天気の子」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
やはりこれは紹介しておかないと!新海誠監督、作品。 「君の名は。」で大爆発的ヒットを飛ばし、次回作ということもあり、注目度が高かったこの「天気の子」。
2019年邦画興行収入で140億2,000万円(2019年12月時点)と年間1位を獲得。そして邦画・洋画を合わせた”歴代興行ベスト100”でも12位にランクインと好成績を残しました。(2020年6月現在)
とにかく新海監督の作品は、雨や水の表情が豊か。これは本当にアニメーションなのか?と思ってしまうほど。
言の葉の庭(2013年公開)
あらすじ
靴職人を目指す高校生タカオは、雨が降る日には決まって学校をさぼり、公園の日本庭園で靴のスケッチをしていた。そんなある日、タカオは年上のユキノと出会う。雨の日だけ出会うふたり。居場所を見失ってしまったというユキノのために、タカオはもっと歩きたくなるような靴を作ろうとするが……。
おすすめポイント
個人的には「天気の子」よりも好きな新海監督作品。劇場アニメーション5作目の「言の葉の庭」。新海監督、初めての「恋の物語」。正確には、映画のキャッチコピーが「“愛“よりも昔、“孤悲(こい)“のものがたり」。これを観て痺れたのを思い出します。
まだ世の中で“新海誠“がそんなに有名ではなかった頃の作品。この「言の葉の庭」の雨シーンが衝撃だったのが今でも忘れられません。だから毎年、梅雨の時期にふと観たくなるのかも。
ストロベリーナイト(2013年公開)
あらすじ
ドラマ「ストロベリーナイト」の劇場版。原作は、誉田哲也の小説、シリーズ第4作「インビジブルレイン」。
警視庁捜査一課の刑事・姫川玲子率いる姫川班の管轄で連続殺人事件が発生。やがて姫川のもとに「犯人は柳井健斗」というタレコミ情報が入るが、上層部から「柳井健斗には触れるな」という指示が下る。納得できない姫川は単独で捜査を進めるが…。
おすすめポイント
この映画の凄いところは劇中ずっと雨が降っているところ。事件が解決するまで雨は止みません。
“雨“を印象的に【一部で使う】映画は多いですが、この映画はとにかく雨が降りっぱなし。
「撮影が大変だろうな…」なんてそんな風にも観てしまいますが…。
とても雨映画としては印象に残っています。個人的に”雨に打たれる竹内結子が綺麗過ぎる!”というのもおすすめポイント。
キツツキと雨(2012年公開)
あらすじ
ゾンビ映画の撮影で山奥にやってきた、気弱な映画監督の幸一(小栗旬)。ひょんなことからその撮影を手伝うことになった木こりの克彦(役所広司)。年の差を超え、出会うはずのない二人が出会った事で、物語が進んでいくが…。
おすすめポイント
とにかく心地の良い温かい映画。映画監督と木こり。絶対出会うはずのない二人が出会ったこと、お互い支え合い、共に成長していく姿に、優しく心を動かされていきます。
特に派手なシーンがあるわけではなく終始のんびりした映画で、とにかく心地のよい映画。木を切る音、虫や鳥の鳴き声、川のせせらぎ。田舎特有ののんびりした雰囲気の中に、映画の撮影部隊が飛び込んでくる。そのアンバランスさも面白さが出ているのかな。
ラストの雨のシーンが2人の年の離れた友情の全てを物語っているのが胸アツ!
となりのトトロ(1988年)
あらすじ
入院中の母のため、父とともに、田舎の一軒家へ引っ越してきたサツキとメイ。裏山でメイが出会ったのは、大人には見えない大きな毛むくじゃらの生き物「トトロ」。ある日、母に会いに行こうと家出したメイが行方不明になってしまう。サツキは藁にもすがる思いでトトロに助けを求めに森へ行き…
おすすめポイント
やっぱり雨が印象的で、好きな映画といったらこれ!絶対外せないのが「となりのトトロ」。
サツキとメイが傘を父届けるため、森にあるバス停で待っていると、トトロがやって来るんですよね〜。
子どもの頃から何度も観た映画ですが、何度だって、ときめけるんですよね。日本人の心に、ジブリは根強い。
まとめ
雨だと憂鬱な気分になりがちですが、こうやって”雨”の映画を観ると不思議と雨も悪くないかも!と思えてきます。また雨が印象的な映画に出会ったら随時更新していきます。
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